¥242,000
◆最適な着用時期 10月〜翌年5月の袷頃◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません◆着用シーン 結婚式、式典、パーティー、レセプション、観劇など◆あわせる着物 訪問着、付け下げ、色無地など 絹100%(金属糸風繊維除く)長さ約4.52mお太鼓柄※額縁仕立て 【仕入担当 竹中より】久保田一竹工房による特選品が入荷いたしました。風雅なる彩りに洗練された意匠センスが際立つ、仕立て上がりの逸品です!本品のような良きお色には中々出会えません。是非お見逃しなく!【商品の状態】未着用の新古品として仕入れてまいりましたので美品でございます。お目に留まりましたらお値打ちに御召しくださいませ。 【お色柄】室町時代に一世を風靡した「辻が花」。江戸時代になると突然姿を消し、別名“幻の染め”とも呼ばれております。その研究に人生を捧げ、その世界を独自の感性で蘇らせたのが「久保田一竹」。その名は世界的に知れわたっております。一竹氏の辻が花との出会いは20歳の時、東京国立博物館での衝撃により生涯をその研究にささげることを決意。しかしながら召集、敗戦、ソ連への抑留を経験。十分な研究も出来ずじまいでした。1948年、31歳で無事復員。生活のため、従来手懸けていた手描友禅で生計をたて、40歳にしてやっと本格的に『辻が花』の研究に取り組み始めました。そして60歳にして初めて納得のいく作品が完成。これを[一竹辻が花]と命名しました。1977年、初の個展を開催。以来、国内はもとよりヨーロッパ、北米においても展覧会を開催。1990年にはフランス政府より、フランスと世界に芸術的に影響を与えたということで[フランス芸術文化勲章シェヴァリエ章]を受賞。1994年、河口湖畔に自ら[久保田一竹美術館]を建設。そして1995年11月〜1996年4月にかけては、現存作家の個展を過去一度も開催したことのないワシントンD.C.のアメリカ最大のスミソニアン博物館(国立自然史博物館)にて個展を長期開催するにまでいたりました。世界が認める氏の辻が花はまさに美術品の域に達しております。今まで見てきた辻が花とは全く違います。ひとつひとつ、気の遠くなるほどに緻密で正確な絞りの針通し、全体が素晴らしい一枚の絵画となりすべての部分が全面に主張してくる、躍動感ある迫力、美への追求心は他の創作者とも一線を超えた作品への情熱が心の奥深くまで伝わってまいります。一竹氏はお亡くなられになりましたので、現在では氏自らが創作する作品はございませんが、生前の氏とともに創作に携わってきた職人たちが、現在でも氏の技術・感性そして精神を受け継ぎ作品を年間わずかな数にて創作されています。今回ご紹介できましたのはその魂を受け継ぐ工房の作品です。細やかな金通しを施した綺麗なアクアグリーンの紋意匠ちりめん地。お柄には富貴な絞り染にて扇面のように広がる撥のフォルムに辻が花模様がカチン染めの繊細なラインで幽玄に浮かびが上がります本当に美しい思わず吸い込まれそうなほどの表情をお楽しみいただきたく思います。どうぞ本物の辻が花の美をご堪能くださいませ。【 二代 久保田一竹について 】本名:久保田悟嗣(さとし)現一竹工房代表生前の初代・久保田一竹とともに創作に携わり、技術、感性そしてその精神を受け継ぎ作品作りをしている。【 経歴 】1955年(昭和30年) 10月7日生まれ1980年(昭和55年) 上智大学経済学部卒業1982年(昭和57年) 米国ボストン大学大学院(SPC)修士卒業1983年(昭和58年) 帰国後、(株)一竹辻が花設立 代表取締役社長に就任1994年(平成6年) 10月久保田一竹美術館(河口湖)開館2001年(平成13年) 一竹工房・代表取締役社長に就任2003年(平成15年) 久保田一竹美術館・館長に就任2006年(平成18年) 二代・一竹を継承 撥水加工をご要望の場合はこちら (ガード加工 帯) (パールトーン加工 袋帯) ※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。 [文責:竹中 浩一]
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