¥459,800
◆最適な着用時期 2月〜4月頃◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事、街着、カジュアルパーティーなど◆あわせる着物 付下げ、色無地、小紋、織のお着物など 絹100%長さ約3.85mお太鼓柄三越扱い品 【 仕入れ担当 田渕より 】明治、大正、昭和から平成にかけて…数多くの染色作家の中でも抜きん出たその表現力。その類まれなる才能ゆえに、57歳という若さで得た『人間国宝』の称号。友禅ファンの方ならばご存知かと思います。『故人間国宝 森口華弘』氏。何度見ても心惹かれる至高の帯。意匠には氏を象徴する蒔糊をふんだんに用いた大作…愛され続ける和の心をあらわす花意匠を繊細に描きあげた逸品でございます。滅多とない奇跡的な出会いでございますのでどうぞお見逃しなく!【 お色柄 】シボの高い上質な地は、凛とした黒色。その美しいお色味の地に映える、蒔糊の吹雪の中に桜を描き出しました。構図に品格を持たせ、ただただそこに表された存在感。計算されつくした配色、そして出来上がりの纏まりの美しさ。すっと伸びやかな深みのある黒にふわりと舞う彩り。今にも香り立つような美しい表情。帯姿にしたときの計算された美しさをかもしだす構図。どなたもが思わず振り返る、心惹き付ける魅力がございます。人間国宝の美術工芸品を…是非この機会にお手元でご堪能くださいませ。【 商品の状態 】中古品として仕入れて参りましたがおおむね良好です。お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。【 蒔糊友禅について 】蒔糊は、乾燥させて小さく砕いた糊の粉を生地に蒔き、防染して染める方法です。もち米糊を竹の皮に薄くのばして張り、寒中によく乾燥。それを細かく揉み砕いたものが糊になります。この細かい糊を、濡らした布の上にひとつひとつ手で並べて付着させます。そして地染めをすると、糊を置いたところが白く抜けて粉雪のように染め上がります。【 森口華弘(重要無形文化財保持者)について 】本名:森口平七郎【 生年・認定年・享年 】1909年(明治42年)12月10日生1967年(昭和42年)重要無形文化財「友禅」の保持者に認定2008年(平成20年)2月20日没 98歳母の従兄である坂田徳三郎の紹介で友禅師・三代中川華邨に師事し、華邨の紹介で疋田芳沼に就いて日本画を学ぶ。※『華弘』の名は師の華邨の作風を広めるという意味を込めて坂田徳三郎により名付けられた雅号「華弘」を用いるようになったため華弘の代表的な技法である「蒔糊(まきのり)」は、東京国立博物館で目にした江戸時代の撒糊技法が施された小袖と漆蒔絵の梨子地を元に、江戸時代より伝わる撒糊技法と漆芸の蒔絵技法を組み合わせる事で着想を得た。【 経歴 】1909年 滋賀県野洲郡守山町に生まれる1924年 中川華邨に友禅を、疋田芳沼に日本画を学ぶ1939年 1月 京都市中京区衣棚小路に工房を構え独立1955年 第二回日本伝統工芸展 朝日新聞社賞受賞1956年 第三回日本伝統工芸展 文化財保護委員会会長賞受賞1958年 第一回個展開催(東京・以後毎年開催)1967年 重要無形文化財「友禅」保持者に認定される1971年 紫綬褒章受章1974年 京都市文化功労賞受賞1976年 「友禅−森口華弘撰集」(求龍堂)刊行1980年 「森口華弘五十年展」 (東京・京都 日本経済新聞社主催)開催1982年 勲四等旭日小綬章受章1985年 「友禅・人間国宝 森口華弘展」 (石川県美術館 北陸中日新聞社主催)開催1986年 「現代染織の美 森口華弘・宗廣力三・志村ふくみ展」 (東京国立近代美術館 日本経済新聞社主催)開催1987年 「人間国宝・友禅の技 森口華弘展」 (滋賀県立近代美術館 朝日新聞社主催)開催1994年 京都府文化特別功労賞受賞1998年 滋賀県守山市の名誉市民第一号の称号を受ける 友禅の伝承・振興でポーラ伝統文化賞受賞 日本工芸会正会員 参与就任2008年 2月20日 永眠【 森口華弘(重要無形文化財保持者)について 】本名:森口平七郎【 生年・認定年・享年 】1909年(明治42年)12月10日生1967年(昭和42年)重要無形文化財「友禅」の保持者に認定2008年(平成20年)2月20日没 98歳母の従兄である坂田徳三郎の紹介で友禅師・三代中川華邨に師事し、華邨の紹介で疋田芳沼に就いて日本画を学ぶ。※『華弘』の名は師の華邨の作風を広めるという意味を込めて坂田徳三郎により名付けられた雅号「華弘」を用いるようになったため華弘の代表的な技法である「蒔糊(まきのり)」は、東京国立博物館で目にした江戸時代の撒糊技法が施された小袖と漆蒔絵の梨子地を元に、江戸時代より伝わる撒糊技法と漆芸の蒔絵技法を組み合わせる事で着想を得た。【 経歴 】1909年 滋賀県野洲郡守山町に生まれる1924年 中川華邨に友禅を、疋田芳沼に日本画を学ぶ1939年 1月 京都市中京区衣棚小路に工房を構え独立1955年 第二回日本伝統工芸展 朝日新聞社賞受賞1956年 第三回日本伝統工芸展 文化財保護委員会会長賞受賞1958年 第一回個展開催(東京・以後毎年開催)1967年 重要無形文化財「友禅」保持者に認定される1971年 紫綬褒章受章1974年 京都市文化功労賞受賞1976年 「友禅−森口華弘撰集」(求龍堂)刊行1980年 「森口華弘五十年展」 (東京・京都 日本経済新聞社主催)開催1982年 勲四等旭日小綬章受章1985年 「友禅・人間国宝 森口華弘展」 (石川県美術館 北陸中日新聞社主催)開催1986年 「現代染織の美 森口華弘・宗廣力三・志村ふくみ展」 (東京国立近代美術館 日本経済新聞社主催)開催1987年 「人間国宝・友禅の技 森口華弘展」 (滋賀県立近代美術館 朝日新聞社主催)開催1994年 京都府文化特別功労賞受賞1998年 滋賀県守山市の名誉市民第一号の称号を受ける 友禅の伝承・振興でポーラ伝統文化賞受賞 日本工芸会正会員 参与就任2008年 2月20日 永眠 撥水加工をご要望の場合はこちら (ガード加工 帯) (パールトーン加工 九寸帯) ※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。 [文責:田渕 健太]
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