¥396,000
商品情報 素材 ゴールド ヘア パール エメラルド 国 イギリス 時代 19世紀初期 サイズ #11 サイズ直し不可 商品説明 センティメンタルジュエリーとは ・愛情を示す事を目的としたもの ・個人の信仰を表すもの ・愛する故人を偲ぶ目的のもの 愛情を示す目的としてもてはやされた 言葉遊びのジュエリーは、石の頭文字でメッセージを伝える REGARD、DIAREST、ADOREなど。 花言葉を意識してモチーフに起用したものなど 愛しい相手(大切な家族)の毛髪等を使用した品が挙げられます。 信仰を表す目的としては 宗教的なモチーフをあしらい、メッセージ性を持たせた品や MIZPAなど、モットーを彫刻したデザインなど。 故人を偲ぶ目的のモーニングジュエリーは、 中世から存在する、死を思うメメントモリのジュエリーの流れを汲んで ロマン主義の時代に花開きました。 写真や、遺髪を作品の一部として使った品や、 デザインも、それと分かる独特のサインを持ちます。 センチメンタルジュエリーは 個人と他者(もしくは神)の関係に於いて、 目には見えない大切な思いを、 何とか形に残したいと願う気持ちの現れと言えます。 小さなジュエリーの中に、数えきれない個人の歴史が刻まれた、 まるで、私小説のようなジュエリーと言えましょう。 こちらのリングはパールとエメラルドで取り巻いた中央に ヘアを編み込み、ガラスの下に封入しています。 センチメンタルジュエリーが流行した当時は、ヘアを編んで封入する 専門の職人も居たのだとか。 また、職人に任せずご自身で封入する方も居られたとのこと。 ヘアジュエリーの保存状態の良し悪しが、 制作時の状況によるものかどうかは判りませんが、 現代の私たちが手に出来るヘアジュエリーは状態がまちまちです。 こちらのリングはたいへん保存状況が良く、 デザインや、宝石類の使われ方も贅沢な作品です。 リングのショルダー部分にも余すところなく 装飾を施している美しい作品です。 近年では、このような19世紀初期の作品が市場から 減ってきているように感じます。 特に、このような時代のヘアジュエリーは希少になってきているようです。
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