¥54,000
【アイテム】 ペンドルトンのウールライニングを貼ったシェラデザインのマウンテンショートパーカが待望の復刻。 50年以上素材はおろかデザインすら変更しない、まさにクラシックを地で行く至高の完成度を誇るマウンパに、「アメリカの良心」と称される老舗ウールメーカーの伝統的な柄がマッチしたスペシャルなモデルです。 アメリカを代表する二大ブランドの夢の共演が再度実現されました。 使い込んでいくごとに生地の風合いが増してくるコットン60%とポリエステル40%の「ロクヨン」クロスは、長きに渡りヘビーデューティーアイテムの中心的存在。 タウンユースからアウトドアまで広角に答えてくれ、使う人のシーンによって表情を変えていくエイジングが楽しみな待望のマウンテンパーカです。 ※店頭でも販売を行っている為、サイズによって在庫切れ販売終了となる場合がございます。あらかじめご了承下さい。 在庫のお問合せはボタンからお願い致します。 ※三軒茶屋店舗の店頭価格とネット上での販売価格が運営の都合上違っている場合がございます。何とぞご了承ください。 ●オリジン:アメリカ ●原産国:アメリカ●素材:表地コットン60%ナイロン40% 裏地(上)ウール100% (下)ナイロン100% サイズ ジャパンサイズM ジャパンサイズL ジャパンサイズXL 裄丈cm 86 89 92 脇幅cm 57 59 61 着丈cm 67 68 69 「アメカジオヤジがついついおちいるシェラのマウンパの落とし穴」 いやはや大変な人気である。なにがって、『シェラデザインズ』のマウンテンパーカである。 確かオレが初めてマウンパを見て欲しいなぁ〜と思ったのは、ポパイで北村勝彦氏がやった「ワイルドシック」で北上純がツイードジャケツトに羽織ってたページだ。そのマウンパはシェラのロクヨンじゃなくてウールリッチだったけどね。マウンパ、マンパという呼び方もポパイが言いだしっぺだ。 まさかそのシェラのマウンパが30余年も経ってこんなにもまた人気が復活するとは、オジサン、思いもよらなんだったよ。 2年前にビギンで原宿のいまどきのアウトドアショップへ取材に行った頃は、まだそれほどでもなかったはずである。お店にズラリと並んでたシェラのマウンパを見て、画伯と「お、懐かしいねぇ、小林泰彦氏のヘビアイじゃん」なんてノンキなこと言ってたもんな。 しかしいま思えば、その時に既にもう予兆はあった。 まず、高1になる画伯の息子さんが「親父ぃ〜、マウンパ買ってくれない?」と欲しがっていたのだ。ヘビアイ世代のお父さんはよくぞ言ってくれましたとばかりに「マウンパなら、お父さんがいいやつを持ってるよう〜。LLビーンのやつ。しかもいま着たら超レアな筆記体の旧ロゴだぜ。おまえにあげるよ」と言って喜んで譲ってあげると、「うーん…、でもサイズとか丈とか色とか微妙〜」と言われて、あえなく却下されてしまったのだ。 画伯にそれを聞いたオレは「フントニモー、まったく親のヘビアイ心、子知らずとはこのことだね」と原稿にも書いたのだ。 それから、久しぶりにシェラのマウンパを試着してみたら、これがまたアータ、日本サイズのSしかなくて、袖なんかピチピチだわ、前のチャックは閉まんないわ、またまた画伯と「これじゃ下にダウンベストとか重ね着できねーじゃんか」とイカッタのだった。しかもなんだか丈が昔のやつより短いような気もするし…。しかも真っ黒とかグレイとか昔は見たこともない色もあるでないか…。 すると、ビギンの担当カナモリくんが「なにいってんですか、いでさん、これがジャストサイズっすよ〜。ダウンベストは上に羽織ればいいんすよ〜。色も着るんならやっぱ黒かグレイっすよ〜」などと言うではないか。なにをいってるのだ、ダウンベストは下に着るのっ。シェラのマウンパといったら色はタンかオレンジかグリーンなのっ。しかもさっきからいったいなんなんだ、このパナミントジャケットみたいな短い丈は。 しかしそれは昔はなかったショート丈のシェラのマウンパで、結局、画伯の息子さんも後日このお店で黒のシェラのマウンパを買ってもらったのだ。 あれから1年…。いまじゃオレもすっかり改心いたしまして、セプティズでシェラのロクヨンのマウンパを久しぶりに買いました。しかもショート丈、しかも色は王道のタンとかグリーンじゃなくて70年代の復刻版カラーのコーラルブルー(ブルーストーン)を着まくってまぁーす。 そしたらこの間の冬、ビギンの取材で担当のカナモリくんと格好がカブってしまった。カナモリくんが着ていたのはシェラじゃなくてザ・ノースフェイスのパープルレーベルのやつなんだけど、あれ、でもおかしいな? 同じマウンパなのに、どう見てもカナモリくんのほうがスマートでカッコいいのだ。同じマウンパを着てるとはとても見えないのだ。 オレはちゃんとインナーにシェットランドセーターを着こんで襟元からギットマンのギンガムチェックのBDなんぞをチラリと覗かせてるのに、カナモリくんときたら、マウンパの下はスウェットパーカにロンTなんか着てやがる。なんなんだ、この温度差は?しかもカナモリくんはあえて小さめサイズを着ていて前のチャックが全然閉まんない。なのにそれでいいのだといいやがる。しかも寒くなってきたら、リュックからダウンベストを取り出して、なんとマウンパの上に着やがるのだ。それじゃ意味ないじゃん。 画伯と「無理しないで下に着なよ〜」と何度忠告しても、寒い中、頑なにダウンベストをマウンパの上に着てる。そうしてカナモリくんはオレのマウンパを見て「なんすか?いでさんのマウンパの色。袖に○△興業って刺繍してありそうっすね(笑)」と言いやがるのだ。 フントニモー、あのね、このコーラルブルー(ブルーストーン)は70年代のシェラのマウンパに一時期だけあった幻のカラーの復刻版なんだかんねっ。 あんまりグヤジイんで、2人並んで、画伯にどこがどう違うのかを冷静に見てもらったところ、どうもオレのジーンズのはき方がおかしいらしい。同じジーパンでも、カナモリくんはリーバイスを思いっきり腰ばきで穿いてるのだが、オレは思いっきりジャストで穿いてるのがおかしいらしい。え、でもこれ、ラルフのいまどきのローライズのやつだよ。あわてて、ラルフのジーンズを下げてみたのだが、それでもやっばりなんか違う…。 そもそも、マウンパのインナーに厚着してるところからして違うのだ。うーむ、あぶないあぶない、いくらまたシェラのマウンパが流行ってるからといって、ついつい小林泰彦氏のイラストみたいな着かたをしてしまうアメカジオヤジは気をつけましょう。いやぁ〜、勉強んなりました。ていうか、勉強します…。 マウンテンパーカなどを見る
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